オーダースーツの作り方シリーズ。
今回はボタン選び編です。
オーダースーツの仕上りの表情を決める要素の一つである釦(ボタン)です。
こちらはオーダースーツの基本素材である本水牛の薄茶色釦です。
水牛の角をくり抜いた天然素材ですのでマーブル状の柄は一つ一つ取る部分によって異なるのが特徴です。
こちらは黒蝶貝の釦です。
俗にシェル釦と呼ばれる春夏素材の服地やオーダースーツにアクセントを付ける際に合わせます。
光沢があり見る角度によっては色が異なって見える事でオーダースーツに表情を加えてくれます。
本水牛同様にポリエステル釦には出ない高級釦として天然素材として一般的な素材です。
こちらはレザー釦です。
現在、レザー釦などは希少価値もあり形状はそれほど種類もありません。
オーダースーツの場合はカジュアルなチェック柄やツイードやフランネルなど厚手の素材か
カジュアルな印象の生地と相性が良いです。
薄手の生地に合わせる場合は釦に負けてしまうので慎重な組み合わせを検討する必要があります。
こちらは木製のウッド釦。
本水牛同様に天然素材なので年輪のような色ムラが一つずつ異なるのが特徴です。
また、本水牛に比べナチュラルな印象になりますので定番柄のオーダースーツへのアクセントや
カジュアルなジャケット仕立てなどとの相性が良いです。
レザー釦に比べ釦の印象は少し落ち着きますが、明るい色の木製釦の場合はオーダースーツの生地に合わせるよりも
足下のシューズ色などを釦に合わせた方がコーディネートはまとまりやすいです。
お次は本水牛の濃茶色の釦です。
オーダースーツを仕立てた後で気になるのが足下のシューズです。
シューズの色は基本的にオーダースーツに付けた釦との色合わせが肝心です。
その点、濃茶色の釦は黒のシューズ・茶色のシューズなど兼用で使いやすくオーダースーツ自体との色合わせも選ばないため非常に汎用性が高い釦です。
最後はクルミ釦です。
結構な割合でクルミ(食べるクルミ)と間違えている方が多いのでこの場で書きますが
釦をクルムのでクルミ釦です。
カバードボタンなどとも呼ばれます。
オーダースーツの色や柄とどうしても合わせるのが難しい時や釦の印象を出来るだけ抑え
服地本来の素材感を生かしたい時の選択肢として考えておくと良いかもしれません。
シンプルなオーダースーツの服地に釦で遊ぶのも良し。
カジュアルなオーダースーツの服地にはクルミ釦でなじませるのも一つ。
是非それぞれ釦の表情を変えてオーダースーツ作りを楽しんで下さい。
>>> オーダースーツの作り方〜目黒のLifestyleorderまとめ〜
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